どうも、タビジウニです!
今回は、リモートワークのメリット・デメリットを、障がい者雇用の観点から解説します。
私自身、障がい者として採用され、週3程度のリモートワークを行っています!
在宅勤務(リモートワーク)にも、障がい者が感じやすいメリット・デメリットがあります。
是非ご覧ください!
メリット
通勤が不要で、体への負担が少ない
まず、この記事においては、「リモートワーク」=「在宅勤務」と考えてください。
リモートワークは、その名の通り、本来会社で行う業務を自宅で完結できる制度です。
そのため、通勤の負担が軽減されるメリットがあります。
例えば、
- 満員電車での移動が難しい、ストレス
- 職場でパニック症状を起こす可能性がある
特に、通勤時間は給料が出ませんし、本来であればストレスをかけたくない部分なはず。
このような方にとって、リモートワークは救世主です。
業務中の身体への負担が減り、就労の幅が広がる
所定時間労働するだけでもしんどいのに、身体状況に合わないオフィス環境で勤務し続けることは、意外と大変です。
日常的にリモートワークを行う人の中には、
こんな声もあります。(私です笑)
また、私の周りでは、
なんて話も。
リモートワークは基本自宅で行うため、このような就労環境の問題を抱えずに済みます。
また、近年ではリモートワークを導入する企業も増え、障がい者が身体への負担が少なく、幅広い業界で活躍できる環境が整ってきています。
クローズ就労でも働きやすい
クローズ就労とは、企業に障害を明かさずに、健常者と同様の働き方をする方法です。
リモートワークの場合、自宅で業務を行えるため、
- 通勤のストレス
- 職場のバリアフリー環境の問題
- 職場の話声が気になる
などの問題が発生しづらい傾向にあります。
そのため、オフィス環境では配慮が必要な方も、リモートワークでは配慮不要で健常者と同様に働ける場合があります。
そのため、リモートワーク(特にフルリモート)の場合は、クローズ就労の選択肢を取りやすいと思います。
デメリット
コミュニケーション&配慮の難しさ
リモートワークは、オンライン上のやり取りが100%になり、対面でのやり取りが無くなります。
そのため、職場とのコミュニケーションが希薄になる可能性があります。
その結果、
- 孤立感
- 困ったときに、職場の様子が分かりづらく、相談しづらい
- 体調面を理解されにくい
などの課題を抱えやすくなります。
また、視覚障害、聞くことが苦手な方(発達障害など) にとっては、オンラインでのやり取りがむしろストレスになる場合もあります。
メリハリがつきにくくなる
自宅が仕事場となることで、仕事とプライベートの区別が難しくなる可能性があります。
障害に関わらず、人によってはオンオフを切り替えるのが苦手な方もいます。
そういった方は、家の中どこにいっても落ち着いて休めなくなり、睡眠障害などを発症してしまう可能性があります。
そのため、「仕事部屋を作るなどのオンオフを切り替える環境づくり」、「日々の自己管理」が求められます。
在宅勤務を導入している企業(2024年10月時点)
現在では、障害者採用を行うほとんどの企業で、リモートワーク制度が導入されています。
一例としては、
- ソニー損害保険株式会社
- グーグル合同会社
- 三井住友トラスト不動産株式会社
- キヤノンITソリューションズ株式会社
- 株式会社LIXIL
- 株式会社野村総合研究所
- プラチナゲームズ株式会社
- ネスレ日本株式会社
など、数えきれないほどあります。
しかし、残念ながら、「在宅勤務可能&障がい者採用」の求人を自力で探すことは非常に大変です。
ぶっちゃけ、エージェントを使わない就活・転職活動は、めちゃくちゃ非効率。
せっかく無料で使えるのに…。
エージェントや障害者用就活サイトなどを活用し、さっさと希望の会社に就職・転職しましょう。
まとめ
今回は、リモートワーク(在宅勤務)のメリット・デメリットを、障害者雇用の観点から解説しました。
また、リモートワークには、完全在宅(フルリモート)や部分在宅など、さまざまな種類があります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、こちらもそのうち記事化できればと思います。
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